ジョインツのSR400
ちょっと今回長いです お付き合いお願いいたします
ジョインツに出したSR400 456号試作車の紹介です
バイクはこんな感じ
未だ、これだという完成形のない456号ですが
今回はこんな感じにしてみました
SRがどれだけ走るようになるかを突き詰めて何年経っているかわかりませんが
ある程度フレームと足回り関係は落ち着いてきました
今回は前回以上の軽量化とパーツの進化、フロントのカウル制作をいたしました
姿は前の方が好きな人も多いでしょうが、姿優先で作っていないのであります
高速道路を制限速度でぶっ飛ばす? ためであります 嘘
壊れない工夫もしっかり勉強しました わからんけど
カウルのマウントはRZ250RRの純正を参考にして制作
そこからは 一番手間のかかるカウルの原型制作
これが約ジョインツの5日ぐらい前 笑
普段は粘土使ってますが、今回は時間が無いので
FRPにパテ2缶使って原型を作ります
厄介なのが、車体に合わせて作れないこと
ある程度のイメージと、寸法取りしたゲージを基に作ります
左右合わせるのが大変
最終調整
サフェーサーを塗り、それをバフで磨きます
離型処理していよいよ型作り
型の完成!
パックリ!
文字にするととても簡単でよろし
同じように、純正をいじったサイドカバーもパックリ
型が出来たのが2日前 w
そこから張り込みして出来たらステーの制作です
同時にこちらも進めてます
一緒にやらないと間に合わない
急いでいても、こだわりは捨てていけません
オールアルミで制作
可動部はポリペンコアセタールという素材の削り出し
作業スペースが無いので工場の裏で下地作り 画像が横になった、、、、
YZ250のチェーンスライダーを今回は使用
これもこだわり
時間もないのにフォークのチューニング
RZで成果を出してるスプリングのバフ掛け
センテンススプリング! 寝てないので頭の中が混乱 w
スラストベアリングは上下ダブルで装着
〆はSKFのオイル&ダストシール
低フリクションだけど耐久性はまだわかりません
リアキャリパーのトルクロッドも制作
下はRS250のもの
なぜか左右正ネジ w
でも、ロッドエンドはクロモリのテフロン サスガ!
実はブレーキホースの長さの関係で、最後にもう一度ロッドを作り直しました w
フレームも塗ったばっかなので、組み付けもこれからです
そして搬入当日の朝にタンクのロゴ入れとクリア
4日の徹夜でもう目のピントが合いません
筆で書くけど何が何だかわかりません
どうやっても描けない、、、、、、、
はっきり言ってこれは失敗 まっいいや w
この後、カウルとサイドカバーのペイント!
搬入まで6時間を切りました
間に合うかわからないのに、なぜか余裕綽々
差し入れの鰻も食べたし、何とかなるっしょ!
てことで、なんとかなりました w
NSR250Rの足回りをベースにカスタムしたSRです
外装のこだわりは、カウルの位置関係
実はヨシムラのXR69レーサー を参考にしています
ちょっと詳しく説明すると
スイングアームはMC18の89モデルのを切り刻んで、短くしてあります
長い方が車体の動作が少なくなるので、サスの動きが良くなるのですが
ホイールベースが長くなるのが一番嫌いなので、短くしています
サスのレイダウンと全長の関係でクリアさせてますが、サスの動きに関しては
まだ研究中です
今乗っているモノサスのRZぐらいにはしたいと思ってます
フロントはMC21のSPモデルから流用
インナーチューブや手に入るパーツはすべて新品とチタンのボルト類で構成
NSRのフロントは柔らかくする方がSRには乗りやすいです
ホイールはアクティブのMC21用ゲイルスピードで前後17インチ
ブレーキはシングルでブレンボのキャスティングとゲイルスピードのラジアルマスターの組み合わせ
一度ラジアルマスター使ったらもう戻れません 笑
ブレンボは14mmが無いのでゲイルにしました
16mmのタッチは好きではありません 主観
ローターはサンスターのフローティングディスクに
ハードアルマイトのローターピン
スプロケもサンスターでブラックアルマイト仕様です
チタンとアルミのボルト類は50本以上使いました、、、、
SRを軽くしたらどうなるか? が、知りたいだけでここまでやってます
いいか悪いかは乗ってみないとわかりません
人の言ってることはあまり信用しない方です 笑
ハンドルはデイトナさん
ステムはTYGA というメーカーの物をベースに、ステムシャフトをジュラルミンでワンオフしました
ガンドリルというもので中空の肉抜き加工もしてあります
ステムだけで純正の1/4ぐらいの重量です
クラッチホルダーもゲイルスピードで、スイッチ類はいまだに迷っているので付けてません
サイドカバーなどのFRPパーツは樹脂を絞り込んで作ってありますので
とても軽くて丈夫で、市販品とは一味違う仕上がりになっています
まだ改善の余地ありですが、カウルの止めは脱着が容易にできます
SRでは見たことのない風景
メーターは間に合いませんでしたが、正確なデジタルのスピードと、永井電子のタコを使う予定です
軽いKOSOのナンバー灯
FLAKESオリジナルのメガフォンサイレンサーのアルミバージョンです
市販品はステンレスですが、試作でアルミにしてみました
テストでいい結果が出たらステンを廃盤にしてアルミに変更しようと、企んでます
旧456号の時、ノーマル400エンジンで1●0キロ以上出したマフラーなので
抜けは折り紙付きです!
で、少しずれますが、
シートレール加工のお話
ここまでシートが上に来るのだったら、シートレールをわざわざ加工しなくていいのじゃないか?
その通りです。
無駄なことやってますが、元々はチョッパーやボバーにいつでも変更出来るように
から始まり、座る位置を低くして疲れないようにする
今では、チョッパーフレームに改造されたSRを、違うスタイルに変更出来る
という提案も含めています
飽きたらチェンジ! SRの可能性はまだあります!
長くなりましたが、こんなこんなで こんな物を頂きました
ショーバイクを作った覚えはないのですが、もらえて光栄です
差し入れ、応援のメッセージありがとうございました
これからもいい物を作れるよう勉強していきますので、よろしくお願いします!
余談: ジゴロ号とは、自分のSR500のナンバーが456なのでそこから命名しました
フレークスの永遠のテスト車両です
見た目だけのコピー品は456号ではありません
完成形のない何時までも追及していくのが456号なのです
ではまた
2019.04.29 | Comments(0) | Trackback(0) | YAMAHA SR400・SR500
