SRエンジンの組み立て
昨日は静かなお休みでしたのでこの日とばかりにエンジンの組み立てを
平日はなんだかんだで仕事を中断することになりますので
エンジン仕事は休みか夜中に限るわけでありやす
今回の目玉のピストン
またもやSOHCさんの90mm これを使うとなかなか他が使えません
裏側も肉抜きで超軽量 なのに頑丈でパンチがあります
500ベースのリーズナブル仕様ですので、腰下はそのまま使う方向で
腰上のみオーバーホール&チューニング
と言っても大きく変えるのはピストンだけですので
ピストンでどこまで変わるのか思い知っていただきます
カムはノーマルを使用して、ベアリングのみ交換
正直 このプランはかなりお勧めで
変なピストンとハイカムの組み合わせよりよっぽど走ります
なおかつとても走りやすいです
高級パーツを集めての高額チューニングも良いですが
重要な部分にお金をかけるだけでもかなりの変化は楽しめます
シリンダーはトルクプレートを使ってのボーリング
値段は倍しますがピストンとライナーがこのチューニングの命です
組み付ける前には良く洗って切削時の汚れを取り除きます
洗っただけでは落ちきれないのでウエスに油をしみこませてよく拭き取ると
こんなに汚れが出てきます
せっかくのクロスハッチの性能を100パーセント利用したいものです
ピストンピンもショートタイプで純正に比べて軽くなっていますので
常に上下運動する負担を和らげ、パンチのある走りに貢献するでしょう
シリンダーを組み付け終わったら スタッド組んでヘッド乗せたら完成です
カムに付くプレートはいらないので切り取り
変わるかはわかりませんが、変わるんじゃないかな?
気分ですね
そういや 今回のシリンダーはガンコートが塗ってあります
放熱性に優れていますのでエンジンを初めキャリパーなどの熱を持つところに有効です
材料が高いのでちょっと割高ですが気になる人はお問い合わせください
なんだかんだで夕飯前には完成
飯食ったら積みますかっ
こっから先は元通りに組むだけ
エンジンかけて本日終了
休みの仕事は雑用が無いのでとてもはかどるのです♪
2013.07.24 | Comments(0) | Trackback(0) | YAMAHA SR400・SR500
