ガソリンコックのお話
知っている人にはつまらない内容です
カスタムバイクを作るうえで、タンク交換の際、問題になるのが
ガソリンコック
純正をそのまま使えば、トラブルも少ないしリザーブも使えてベストだと思いますが、
SRのような負圧を利用する大きめなコックはあまりシンプルではないですね
大きなタンクを付けるなら何も問題はありません
とてもお勧めです
チョッパーなど、小さいタンクにした時によく使用されるこれ↓
なかなかの問題児
このコックのせいで何度レッカーに行ったか!
OFFになってたこともありましたが、、、、ww泣
今じゃあまり使いませんが、
どうしても予算に応じたカスタムになりますので、使う時は改善して使います
写真の物はまだいい方ですが、フィルターの網がプラスチックの物は
特にトラブルが多いです
どんな不具合が起きるかと言うと
一番多いのが、シールからのガソリン漏れ
リバースにしていないのに、ガス欠になる
リバースにしないとガソリンが何故か落ちてこない
リバースの量が少な過ぎる
と、多々あります
シールからの漏れはシール交換になります
シールはいつも在庫していますので
車検の時などに同時交換をお勧めします
組み付けるときに薄く専用のオイルを塗ってやるとレバーも動きやすくなり
シールへの摩擦が少なくなるので若干長持ちします
〈リバースにしていないのに、ガス欠になる〉は
ほぼ取り付けの問題です
チョッパータイプのタンクの一番後ろにコックを取り付けた場合などです
パイプの先までのガソリンの量が少なすぎるケースです
リザーブのガスがちょっと しかないとかですね
アウトローな感じが素敵でかっこいいですが 、
実用面ではいまいちです
ちなみに、ONの時はコックの上に付いているパイプからガソリンを吸います
リザーブ(RES)の時はパイプの根元から吸いますので
パイプの長さ分が予備タンクの量になります
長ければ多くなり、短ければ少なくなるわけですね
予備タンクが備え付けてあるわけではありません
まあ、トラブルがあるならなるべく使わない方向で行けばいいんですけどね
で、よくつけるのが
ヤマハの純正コック
負圧を取らない、自由落下タイプのシンプルなものです
値段もお値打ちで、2500円でおつりが来ます
パイプも長いので改造してリザーブ量の変更も可能です
チョッパーには似合いませんが、、、、
流量が必要な時はこれですね (わたしのSR w)
言わずと知れたピンゲルのコックです
13.000円位~と、ちょっと高いですが、ガソリンの落下スピードがとても速いので
チューニングエンジンなんかにはこれがお勧めです
見た目もいいのでこだわる人にはいいですね
チョッパー、カフェ、純正ルック、全てに似合います
SRの純正タンクに付けるときは、コックの上に付いているアダプタープレートなる物が必要になります
どのコックにも言えることですが、ガソリンの入っていない時には
むやみにレバーを動かさないことがシールの寿命を延ばすコツです
そして定期的にオーバーホールもお勧めいたします
純正品以外の安いものは結構な確率でトラブルに見舞われます
ライト、ウインカー、テールランプ、スロットル、レバー などなど
使う時は悪いところを改善して取り付けるようにしていますが、
トラブルが出ないとわからないことがあるのが怖いところですね、、、
じゃあ、ノーマルでいいじゃん!
ちゅうのじゃ始まらないないわけで
トラブルの出ないよう心掛けて仕事するのであります♪
2020.05.23 | Trackback(0) | YAMAHA SR400・SR500
